「テスラで沖縄を一周したいけど、途中で充電が切れたらどうしよう?」
せっかく沖縄に旅行に行くのだから特別な車に乗ってみたい!ということでテスラやEV(電気自動車)に興味がある方が沖縄でレンタカーを選ぶ際に最も抱える不安は、やはり充電(航続距離)の問題ではないでしょうか。
結論からお伝えします。テスラ モデル3で沖縄一周は、通常のルートであれば充電を気にせず快適に周遊することが可能です。
那覇空港からわずか5分のテスラ専門レンタカー「Testra EV Rental」が、沖縄でテスラをレンタルした際の航続距離と、沖縄のリアルな充電環境を徹底的に解説します。
テスラで「沖縄一周」は可能なのか?航続距離のリアル
1. 「沖縄一周」ってどれくらい?
「沖縄一周」といっても人によって巡るルートは様々なため、今回は以下の3パターンで定義してみました。
①那覇空港〜北部主要観光地 往復(高速道路利用)
②那覇空港〜本島最北端 往復(高速道路利用)
③那覇空港〜本島最北端〜本島最南端〜那覇空港(下道利用)
それぞれのルートをより細かく見てみましょう。
①那覇空港〜北部主要観光地 往復(高速道路利用)
まずは多くの方が沖縄でレンタカーを借りたら行くであろう本島北部の主な観光地を巡るルートを見てみます。
那覇空港近郊から高速道路を利用して、美ら海水族館〜今帰仁城跡〜ジャングリアを全て巡ると片道113km、120〜150分程度の道のりとなります。

このルートであれば、300km程度の航続距離があれば那覇空港から北部の主な観光地を巡って北部や中部のリゾートホテルに宿泊をしても空港まで余裕で戻ることができます。
②那覇空港〜本島最北端 往復(高速道路利用)
那覇空港から本島最北端の辺戸岬までを高速道路を利用して往復するルートです。
こちらは片道120km、120〜150分程度の道のりとなります。

先ほどの北部主要観光地を巡るルート同様に、300km程度の航続距離があれば那覇空港〜本島最北端を余裕で往復できることがわかります。
③那覇空港〜本島最北端〜本島最南端〜那覇空港 外周(下道利用)
ここまでご覧いただいたルートはどちらも高速道路を利用して那覇空港近郊と目的地を往復するのみのルートでしたが、こちらは正真正銘の「沖縄一周」ルートです。
那覇空港から沖縄を南北に貫く国道58号線を使用し北上、高速は使わず下道だけを使い、本島及び橋で渡れる離島の外周を時計回りにぐるっと一周してみます。
(那覇空港〜西海岸を通って本部半島〜瀬底島〜古宇利島〜最北端〜やんばる〜東海岸を通って伊計島・浜比嘉島〜最南端〜瀬長島〜那覇空港というルート)
Google Mapで細かくルート設定をすると、離島含めて410km、約10時間の道のりと表示されます。

それでは、テスラ モデル3の実際の航続距離はどれくらいでしょうか。

出典:https://www.tesla.com/ja_jp/model3/design#overview
テスラ社の公式HPでは、2025年10月時点でモデル3のうち最も航続距離の短いRWDタイプで594km(国土交通省審査値)という記載があります。しかしこれはテスラだけでなくEV全体に言えるのですが実際の航続距離とはかけ離れた数値であり、実際は以下の通り充電100%で456kmとなります。

ここからエアコンの使用状況や走行速度などによって多少変動しますが、テスラの一般的なグレードであれば1回の満充電で450km程度は走行可能です。
沖縄本島・離島の外周を走行するために必要な走行距離が410kmですので、満充電の状態から出発すれば、途中で1回も充電しなくても足りそうなラインであることが分かりました。
それでは、果たして本当に途中で1回も充電せずに沖縄一周できるのでしょうか。
実際にやってみました。
航続距離に影響のありそうなエアコン等の設定は以下の通りです。
・エアコンは23.0℃設定&ベンチレーテッドシートON(シート内部から冷房)
・セントリーモードON(駐車中の車両監視)
・Spotifyで音楽&アンビエントライトの同期ON(Spotifyから流れる曲に合わせて、車内のライトが光ります)
2. テスラ モデル3に乗って、本気で「沖縄一周」してみた
那覇空港からわずか5分のテスラ専門レンタカー「Testra EV Rental」の店舗をほぼ満充電の99%、残航続距離は455kmでスタートしました。


約45分後、西海岸の有名な観光スポットであるアラハビーチ(北谷町)に到着しました。

残りは96%、438kmと、たったの3%でアラハビーチまで来れました。


その後更に西海岸を北上し、約1時間後に北部観光の拠点となる道の駅許田(名護市)に到着です。

残りは87%、400kmです。


道の駅許田でお昼を食べてから、本部半島へ向かい、瀬底島(本部町)へ渡ります。

残りは82%、377kmです。


本部半島へ戻り美ら海水族館(本部町)を通過し、海の上を走っているような絶景スポット古宇利大橋を渡って、

嵐が出演したことで話題になったJALのCMロケ地である古宇利島(今帰仁村)の最奥にあるハートロックの駐車場まで来ました。
残りは75%、345kmです。


ここから本島へ戻り、再び国道58号線を北上し最北端の辺戸岬へ向かいます。
途中、素晴らしい絶景スポットがたくさんあります。


さて、途中何度か休憩を挟みながら出発から約6時間後、沖縄本島最北端である辺戸岬(国頭村)へ到着しました。

残りの充電は64%、294kmとなりました。


ここ辺戸岬からは、西は東シナ海、東は太平洋を望め、沖縄でトップクラスの海の透明度なのでぜひ来てみてください。

晴れていると与論島も見えます。

辺戸岬から名護方面へ戻るには来た道(58号線)の方が早い&距離も短いのですが、やんばるの自然を感じられる東側のルートで南下します。
約40分後、道の駅パイナップルの丘安波(国頭村)へ到着です。
道の駅パイナップルの丘安波には無料で使えるEV充電コンセントがあるので、モバイルコネクターがあれば充電できます。当店では無料でモバイルコネクターをお貸出していますのでご希望の際はお申し出ください。

残りは57%、261kmです。


やんばる産のパイナップルを使用した無香料・無添加の一番人気、パイナップルスムージーもおすすめです。

更に東海岸を南下し、約2時間半後に有名な映え写真スポットである海中道路(うるま市)に到着しました。

時刻は19時、充電量は残り41%、189kmです。


海中道路を渡って最奥の伊計島(うるま市)に到着です。

残り38%、175kmです。


続いて浜比嘉島(うるま市)に到着です。

残り36%、164kmです。


本島に戻って、琉球王国最高の聖地として有名な、世界遺産でもある斎場御嶽(南城市)に到着です。
残り27%、123kmです。


続いて、本島最南端である喜屋武岬に向かう予定だったのですが、夜中になってしまい危ないので近くの平和祈念公園(糸満市)に向かいました。
残り24%、110kmです。


那覇空港は目の前、沖縄随一のおしゃれスポット ウミカジテラスがある瀬長島(豊見城市)に到着です。

残り22%、99kmです。


瀬長島からは5分!Testra EV Rentalの店舗に戻ってくることができました。
休憩を挟みながら約12時間の沖縄一周の旅を終えて、気になるテスラ モデル3の充電量は21%、94km残る結果となりました。


ご覧の通り、充電なしでもテスラで「沖縄一周」をすることができました!
実際には途中でお目当てのごはん屋さんに立ち寄ったり、ホテルへ移動して宿泊をしたりと、上記のような最短距離で移動する方はあまりいらっしゃらないと思いますが、ほとんどの方は数日間の沖縄旅行ではここまで走行しないと思いますので充電しなくても安心してご旅行いただいて大丈夫です。
ただし、長期間や長距離ドライブをご検討される方には途中で一息つくリラックス充電をおすすめしています。
【専門家が解説】沖縄の充電インフラは充実しているか?
1. 東京などの都市部と比べるとまだまだ発展途上だが、困らない程度にはある
テスラの充電インフラに関して、本州の都市部と最も大きな違いは、テスラの「スーパーチャージャー」がないということに尽きます。(2025年10月時点)

スーパーチャージャー設置場所 2025年10月時点(出典:https://www.tesla.com/ja_jp/supercharger)
スーパーチャージャーはNACS(North American Charging Standard)というテスラが開発した独自規格の超高速充電ネットワークで、数も年々増加していて東京など都市部にはたくさんあります。(それ以上に中国・台湾すごいですね…)
沖縄県内にも2026年に設置されるそうなので、今から楽しみです。
また、日本の公共急速充電器である「CHAdeMO」は高速道路のSA/PAやコンビニなどに設置されていますし、リゾートホテル等には寝てる間に充電ができる普通充電器の整備が進んでいます。
沖縄らしく、旅の休憩スポットで充電ができるようになっていますので心配しなくても大丈夫です。
2. どこで充電するのがいいか?
Testra EV Rentalが推奨する、沖縄一周のベストな充電タイミングは以下の通りです。
- 那覇空港出発時: Testra EV Rentalは那覇空港から5分の立地で、満充電の状態でお渡しします。
- 滞在中: 宿泊先のホテルに普通充電器があれば、夜間に一晩かけて満充電にしておけば完璧です。
- 高速道路での休憩中: 北部へ向かう際に高速で必ず通る伊芸SA(美ら海水族館まで1時間ほど)で休憩を取りながら、30分の急速充電(30分で約100km〜150km分の電力が回復)を行います。
このように、移動を中断せずに休憩や観光と充電を兼ねることで、「テスラ 航続距離」に対する不安は完全に解消されます。
Testra EV Rental のテスラが選ばれる理由
1. 万全の車両整備とバッテリー管理
私たちはテスラ専門のスタッフが常駐しており、車両のバッテリー状態を常に最適に管理しています。お客様には常に満充電に近い状態で車両をお渡しすることを徹底しています。
また、どれだけ走っても充電代は無料です。返却前に給油のためにガソリンスタンドに並ぶ時間も、ガソリン代も不要です。
2. 独自の充電サポートマニュアル提供
「どこで充電できるか分からない」という不安を解消するため、那覇空港周辺から北部までを網羅した独自の充電スポットMAPを貸し出し、テスラの操作方法も丁寧にご案内します。
3. 業界最速クラスの出発スピード
那覇空港から店舗までわずか5分。大手レンタカー会社のようなバス待ち時間や長時間の受付行列はありません。すぐにテスラに乗って出発できるため、充電の不安よりも「時間を有効に使える」というメリットが勝ります。
2026年には高速道路が延伸し、那覇空港や当店から北部へのアクセスが更に便利になります!
【まとめ】テスラで沖縄一周は「最高の体験」です
「沖縄 一周」のドライブは、テスラの静かでパワフルな走り、そして最新の安全機能のおかげで、これまでにない最高の体験になります。
Testra EV Rentalを利用すれば、充電の不安は一切ありません。テスラ専門の知識とサポートで、お客様の沖縄での旅を完全にサポートします。
「沖縄 レンタカー」の予約は、那覇空港から最も近い、テスラ専門のTestra EV Rentalへお任せください。